artwine.tokyoの体験
1.美大出身の講師陣がご提案する「失敗しないアート体験」
ご来店されるお客様の91.9%は「絵を描く事に自身が無く」、絵の具や筆に触れるのが小中学校の美術の時間以来です。最初こそ緊張されますが、描き上げてみると、全てのお客様が完成度の高い絵を描きあげ、97.3%のお客様に満足して頂いております(弊社実施の体験後アンケートより)。
その理由は、東京藝術大学を始めとする美大出身の経験豊富な講師陣による、綿密な描き絵体験の研究開発にあります。
120分(絵画によっては150分)の中で、どのタイミングで何をお客様に描いて頂きたいか、どの色を何%づつ混ぜるとお手本の色が作れるか等を細かく設計し、準備を行います。artwine.tokyoでは、この研究プロセスに平均5~6時間程度を費やします。
加えて、人の顔や構図が複雑なものなど、難易度の高い絵については下書きが用意されており、大きな失敗が起こらないように工夫を行っています。
こうした事前準備を行ったうえで、ワークショップ本番は、講師陣がお客様の目の前で1からお手本を描きながら進行します。
お客様の人数の多い会については、メイン講師の外にサポート講師が付き、皆様からの様々な質問に対応したり、苦手な部分を一部お手本を描いて差し上げるなど、細かなサポートをさせて頂きます。
artwine.tokyoは、「好きだけど、描くことには自信が無い」と感じていらっしゃるお客様を、こうした準備と体制でご支援することで、「失敗しないアート体験」を目指しています。
2.絵画と合わせた「ワインペアリング」
ペアリングは、日本ソムリエ協会所属のartwine.tokyo専任 J.S.A.ワインエキスパートが、画家の人生やキャラクター、絵画に込められた思いや絵画表現を汲み取り、その特徴に最も合うと考えられるワインを、心理学の専門家や経験豊富なソムリエ達と研究・議論しながら丁寧に選定しています。
例えば、artwine.tokyoで人気のグスタフ・クリムトの「接吻」においては、優しく抱きしめられる女性の表情に映る多幸感や、チャーミングで華やかな色どりを交えたドレスに注目しました。
この鮮やかな視覚表現を、赤ベリー系のアロマを中心とした爽やで優しい香りと味わいに重ね、マコン プイィ・フュイッセ(Pouilly Fuissé)の上質な造り手ピエール・ヴェシゴー(Pierre Vessigaud)が、ボージョレ地区北端の銘醸地サン・タムール(Saint-Amour)で造るガメイをペアリングさせています。
また、ゴッホ晩年の作品である「糸杉」は、太陽と月、生と死を連想させるキリスト的モチーフの元、うねるような筆致で炎のように上へ上へと力強く伸びていくように描かれた糸杉が、鑑賞者に強い印象を与えます。精神疾患を患い入退院を繰り返したこの時期にみられる渦巻くような特徴的な筆致は、「私は記憶から描くことができない。見たものそのものしか描けないんだ」と語った病んだゴッホの目に、実際に映っていた風景とも言われています。
この絵については「炎のような糸杉」に着目しています。深みのあるルビー色の外観、炎のようなスパイシーなアロマ、飲み込んだ時の力強いアタックで惑わされるようなシラーのニュアンスを求め、ワイン・アドヴォケイト誌にて100点満点を過去20回以上も獲得している E.ギガル(E.Guigal)のクローズ・エルミタージュ(Crozes Hermitage)を合わせました。
■専門家からの評価
アートとワインのペアリングという artwine.tokyo独自の取り組みについて、恐れ多くも様々な識者から関心を寄せて頂いております。
近畿大学産業理工学部 准教授 大沼卓也氏(専門:味と匂いの心理学)からは、以下のコメントを頂戴しております。
"絵画は目で観て楽しむものであるのに対し、ワインは舌と鼻で味わうものであることから、絵画とワインは互いに無関係であるように思われるかもしれません。ところが、最近の心理学や脳科学の研究により、視覚と味覚・嗅覚の体験は、脳の中で密接につながっていることがわかってきました。
その絵画のために厳選されたワインを味わいながら鑑賞することで、はじめは見えなかった情景が絵の中に浮かび上がってくる。あるいは、ワインの味わいがより一層リアルで豊かなものに感じられてくる––。
五感の垣根を越えたマルチモーダルな体験を、絵画とワインのプロと一緒に楽しんでみてはいかがでしょうか。"
3.全てが用意される「手ぶらラグジュアリー」
絵具や筆、キャンバス等の画材はもちろん、お召し物が汚れないためのエプロンや、 持ち帰り用バッグ等も全て、我々がご用意致します。
お客様は、ウェブサイトで事前にご予約頂き、当日ご来店頂くだけ。