葛飾北斎 | 富嶽三十六景・神奈川沖浪裏

葛飾北斎の代表作《神奈川沖浪裏》は、巨大な波が小舟を呑み込もうとする瞬間を切り取り、遠くには富士山が静かにそびえる構図で知られています。藍色の濃淡を巧みに使った表現は、自然の圧倒的な力と、永遠に揺るがぬ富士山の対比を鮮やかに描き出しています。

このワークショップでは、北斎の特徴である斜め構図やリズム感のある線描を体験します。波のうねりをどう表現するか、藍色の深みをどう重ねるかを学びながら、自分だけの「浪裏」を描いていきます。

仕上がった作品には、自然の力強さと人間の営みの儚さが重なり合い、静と動の迫力ある世界が広がるでしょう。


《ワインについて》
ル・コリエ・ドゥ・ペルル・ブランムス－は、山梨県・勝沼でまるき葡萄酒という生産者によって甲州というぶどう品種を使って造られたスパークリングワインです。

なぜこの絵画にこのワインが選ばれたのか。その答えは、当日のワークショップでお確かめください。
*状況によりペアリングワインは予告なく変更されることがあります。あらかじめご了承下さい。