セイイ Jingyi


セイイ
2025年女子美術大学大学院 美術研究科卒業

■制作には主にどのような技法・ジャンルを扱うか
パステル絵画

■アートに関する経歴・テーマ・制作活動の方向性や影響を受けたもの
制作の根底にあるのは「誰かと感情を共有する」ことへの関心です。絵画を通して自分自身の感覚を他者とつなげることに魅力を感じ、大学院では感性表現をテーマに研究を行いました。

■影響を受けたアーティスト
塩田千春、高思遠

■作品制作の信念・価値観(アートに対する考え方や創作への姿勢)
私の制作の根底にある信念は、「感情は目に見えないけれど、確かに存在する」ということです。
絵を描くことは、過去の記憶や感情をもう一度掬い上げ、形にする行為だと考えています。
私は作品を通して、人が自分自身の感覚や記憶と向き合うきっかけを作りたい。
そのために、完成度よりも“感情の痕跡”を残すことを大切にしています。

■artwine.tokyoの講師として大事にしていること
artwine.tokyoの講師として大事にしているのは、「誰でも安心して筆を動かせる空気づくり」です。
「上手く描かなきゃ」と思うと緊張してしまう方も多いので、まずは楽しんで描けるように声かけをしています。
絵を通して“自分の感覚を大切にする時間”を感じてもらえたら嬉しいです。

■講師としてのやりがいを教えてください
最初は「絵が苦手」と言っていたお客様が、制作の終盤には笑顔で筆を動かしている姿を見ると、とても嬉しくなります。
その人自身の表情や言葉が少しずつ変化していく過程に立ち会えることが、講師としての一番のやりがいです。
アートには、人の心を柔らかくする力があるといつも感じています。

■artwine.tokyoのおすすめ画題を教えて下さい
オーギュスト・ルノワール「花束」

■好きなワイン
ロゼーワインが好きです